初日、昨年度に設定された水質、漁場環境、生物の各モニタリングチームのブラジル側代
表よる夏季調査に関する報告のあと、今回のスケジュールの確認を行った。また、日本側
より今年度のプロジェクトの進め方及び今回の専門家派遣の成果としてとりまとめる予定
であるモニタリングマニュアル素案について説明し、ブラジル側の了承を得た。その後、
チーム毎に分かれて手法等の協議を行った。
以後、各モニタリングチームに分かれて調査機材の相互確認、詳細スケジュール等の調整を行い、それに基づいてパラナグア湾のフィールド調査、分析、同定、会議等を連日行った。
最終日前日には専門家派遣による現地での活動をチーム毎で取りまとめるための会議が行われ、同日午後には JICA ブラジル事務所の坂口氏も同席され、冬季調査の概要報告が各チームの日本側代表によって行われた。
最終日、坂口氏同席のもと各チームのブラジル側代表による今年度の専門家派遣による現地での活動の総括と最終報告が行われた後、本プロジェクト終了後( 2009 年以降)のモニタリングについて意見交換が行われ(別添資料参照)、日本側からも今後の進め方について提案を行った。
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